サッシ業界が激変するかも?トリプルガラスを超える窓
こんにちは、ちゃっきです。
今回のタイトルはこちら。
住宅業界はようやくアルミ樹脂複合から、樹脂窓へと転換期を迎えているのかな?
という状況ですが、そんな中、最先端?の話をします。
(高気密高断熱ブロガーさんの中では、樹脂窓でペアかトリプルかが当たり前ですがね(^^))
参考記事はコチラ
日経アーキテクチュア2020/3号
前置きとか苦手なのですぐに本題にはいりますが、
「エアロゲル」という素材を御存じでしょうか?
僕は名前はどこかで聞いたことがあるかなーくらいのそんなレベルでした。
パッと思いついたのはこれ。
モンスターファームわかる人いるかなぁ。。。
昭和60年前後くらいの人なら伝わってほしい。笑
エアロゲル (aerogel) は、ゲル中に含まれる溶媒を超臨界乾燥により気体に置換した多孔性の物質である。
エアロゲルのうち、よく知られているシリカエアロゲルは非常に低密度の固体で、高い断熱性など際だった特性をもつ。半透明な外見から「凍った煙」や「固体の煙」などと呼ばれることもある。 エアロゲルは、収縮を起こすことなくゼリーに含まれる水分を気体に置き換えられるか、というチャールズ・ラーンドの課題に挑戦した、スティーブン・キスラー(英語版)により1931年に発明され、ネイチャーで発表された。最初に置換に成功した物質はシリカゲルだったが、同じ論文の中でケイ素、アルミナ、酸化クロム、酸化スズも報告されている。その後、さまざまな物質で作製されるようになった。カーボンエアロゲルは1989年に発明された。
Wikipediaより抜粋。
住宅業界ではなかったですが、建築業界では断熱材として使用することもあるそうな商品です。
超軽量透明断熱材「SUFA(スーファ)」ともいうらしい。
こちらを素材ベンチャーのティエムファクトリとYKKAPが商品開発を進めているのだそうで。
スーファの熱伝導率は0.012~0.014W/mk
ネオマフォーム・ネオマゼウスよりも性能は良いです。
厚み12㎜のスーファを3㎜ガラスで挟むと熱貫流率は0.53w/m2kになるそうな。
現状既存のYKKやリクシルのトリプル仕様サッシの熱貫流率で0.8~1.0以下くらいの性能なので、すごくないですか??
しかも重量も軽いので、サポートハンドル等もおそらく不要ですし、
樹脂窓の特徴の太い窓枠も解消されるとか。
性能上がってデザインもあがるとか最高ですね。
価格帯はトリプルガラス位を狙っているとか、どうとか。
商品化したらいち早く採用したいです(^^)
これがエアロゲル
今回もお読みいただきありがとうございました。
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