断熱工事。
こんにちは、ちゃっきです。
ブログはなるべくわかりやすく、短く書こうと思っているのですが、
なかなか難しいですね(^^;
気づいたらすぐ長くなってしまいいつも添削してます。
(それでも結構長い気が。。。)
今回はちゃんと断熱材の工事です。
断熱材ですが、
今回は発泡ウレタン断熱の「アイシネン」という商品を使います。
発泡系の断熱材は基本的には使う素材は同じ(はず)です。
2つの液(ポリオールとイソシアネート)の配合の違いにより、
断熱性、透湿性、吸音性、防露性などが変わります。
アイシネンの熱伝導率は0.038W /(m・k)です。
(前は0.039だったような…?)
正直いうとここは普通よりちょっと良いくらいです。(笑)
他の発砲ウレタン系断熱でこの数値の高いものは結構あります。
認定のスプレーヤーが施工しますが、これもおそらくだいたいどこのウレタン業者もそうかなと。
アイシネンを採用した理由は生涯保証書が発行されるからです。
(条件がいくつかあるので全ての会社ではないと思います。)
工事完了後にこのように送られてきます。
家の完成時の気密が良いのは当たり前という考えで、それがずっと続くのか?という点で安心を買いたかったのです。
発砲ウレタン業界?で少し前に「配線器具から青い液が出る」という話がありました。
これは特定の硬質ウレタン用原液販売業者にて使用されたウレタンフォーム7から
「HMTETA(ヘキサメチルトリエチレンテトラミン)」という物質が検出され、その化学物質が起因している可能性があるそうです。
HMTETAがなにかわからなったので、ちょっと調べました。
さらにわからなくなりました。。。
アイシネンLDフォームには、この物質が一切使用されていないことを確認頂きました。
書いておいてなんですが、よくわからないけどアイシネンには入っていないので安心しています。
まずは養生をしていきます。
ウレタンは服などにつくと、ものすごく取れにくい。
窓に付こうものなら綺麗にはとれないでしょう。。。
壁に吹き付けた画像です。
柱は105㎜もしくは120㎜です。
画像のように柱からはみ出ているので100㎜は確保はできています。
他のブロガーさんで吹付の厚みや、隅々までちゃんと施工してあるか?みたいな記事がありましたが、壁の厚みは100㎜としています。柱からはみ出るくらい吹いているので壁の施工の厚みはOK。
隅々まではチェックしないといけないので、現場チェックしています。
写真の真ん中付近は少し足りないかもしれません。
その場合はアイシネン再吹付か、施工部隊から支給のウレタンのスプレー缶で施工します。(中身はアイシネンではないみたい)
一部アイシネンじゃないんかい!と言われそうな気もしますが、ご了承ください。
柱よりも出てきた部分はカットしていきます。
綺麗ですね。
カットするナイフです。
妙にかっこいいです。
現場発泡系断熱の一番の問題はゴミの量です。
壁から出てきた部分はカットしなければいけないため、ものすごい量の端材がでてきます。
なんだかもったいない気がしますね。
ただただ捨てるのか、なにかほかの使用方法があるのか、今度きいてみようと思います。
断熱材なので断熱性を上げるものですが、現場発泡ウレタンは気密性にも大きく関係してきます。
気密施工の重要性を業者ごとで割り振ると
大工さん6割
電気業者3割
設備業者1割だと思っています。
が、
現場発泡ウレタンの場合は
大工3さん割
吹付業者3割
電気業者3割
設備業者1割
くらいになる思います。
4月4日にユニットバスが施工されます。
ユニットバスが入ると床下からの通気をシャットダウンすることができるので、
その後、中間気密検査を行う予定です。
気密検査には別途費用がかかります。
測定業者にもよりますが、3万くらいから8万くらいのところまで様々です。
いつもならだいたいのC値はわかるのですが、今回は大工さんが施主工事のため、なんとも言えません。
とはいえ中間で0.5㎠/㎡くらいは出てほしいなと思っています。
今回もお読み頂きありがとうございました。
次回の更新も宜しくお願い致します。