透湿防水シートを貼っていく。
こんにちは、ちゃっきです。
前回チラッとだけ書いたあの部分について今回は書いていきます。
↑の白っぽいシルバーっぽい部分。
こちらは透湿防水シートといいます。
透湿防水シート協会という団体(?)もあります。
このシートがなにかというと
建物の内部に水を通さないための部材です。
近年の住宅は以前にくらべ気密が高くなり、室内で発生した湿気が壁体内に滞留し結露を起こす事が指摘されるようになってきました。
(ここで書く気密の数値というの昭和レベルでも通用するようなあまり高くないレベルでも結露が発生するレベルのものです)
これの対策として
建物の外側には通気のスペースを設けることと、
このシートを使い、外からの水は遮断し、湿度は逃がすことが現代住宅の主流となっています。
JISの規格で
透湿性
強度
発火性
防水性
耐久性
熱収縮率
防風性
の基準があります。
基準クリアは当たり前なのであとはその基準からどれだけ良い商品かが重要ですね。
透湿防水シートも色々なメーカー品があり、
有名なところで言いますと
デュポン社のタイベック
フクビ社のスーパーエアテックスが良く聞く名前かと思います。
ある程度の工務店・メーカーですと自社の名前を入れて工事されていることが多いです。
私のところでも名前が入っています。
ちなみに透湿防水シートは
主に白いものと、シルバーのものがあります。
これは表面にアルミなどの遮熱シートが貼ってあるかどうかの違いです。
これにより+αで
熱を反射する効力がつきます。
うちでは標準で遮熱タイプですが、
個人的には断熱材がしっかりしていればどちらでも良い気はします。
という考察と実験をした会社もあります。
(内容は読んでみてください)
定価設定ではメーカーによりかなり金額が変わるようにも思えますが、実際の入り値はかなり安いので基本的にはその会社の標準で良いと思います。
※こだわりたい人は会社に聞いてみて!
追記:うちの会社標準はデュポン社のタイベックに変更しました。
今回もお読みいただきありがとうございました。
次回の更新もよろしくお願いいたします。