住宅会社の営業の僕がマイホームを建てました。

石川県での家づくり。思い出にブログをはじめます。
カッコ良さ×性能×心地良さを。太陽光搭載のZEH住宅です。
長く住める飽きない、心地よい、住みやすい家が出来ました。

9坪ハウス 知っていますか?

こんにちは、ちゃっきです。


突然ですが、タイトルにあります9坪ハウス、ご存知のかたおられますか?
9坪ハウスとは建築家の増沢 洵(ますざわまこと)さんの設計、
最小限住居と謳われる作品です。
現代ではそこから色々とリメイク作品があります。


基本は3間×3間(5.46m×5.46m)の正方形です。
その他、
3坪の吹き抜けをつくる
外形は14.8尺の切り妻屋根とする
丸柱を内部に使用する
メインファサード(正面)には開口部を設ける
の原則としてあります。


写真は参考。



大きさは1階9坪、2階9坪の合わせて18坪の家。
狭小住宅という単語も最近はありますが、その中でもかなり有名なものかと思います。
9坪ハウスの書籍もいくつか出版されていますので、そちらも見てみてください。


なぜ今回、このタイトルをもってきたかというと、最近30坪前後の家をお話しさせてもらうことが多いのですが、そのなかで
「30坪の家ってせまくないですか?」
とよく聞かれます。
「そうですかね~?私は小さい家の方が好きですけど(^^)」と
よく答えます。
この質問に対する答えとして正解かどうかはわかりません。
その家庭ごとに暮らし方や目指すものが違いますしね(^^;


小さい家だとまわりから「あの家、小屋みたいじゃない?って言われたくない」なんて言う方もおられますが、そんなことは気にしないでください。
自分達家族が満足できる家にすることが一番大事。
その為に私共は色々なアドバイスをします。
たとえば私の家のLDKは15帖です。
地域性もありますが、北陸地方では18~20帖ほどが多く、それ以上の家庭もたくさんあります。
住宅関係の仕事してるんだから、もっと広い家建てれば?
と言われたこともあります。
けど、そんなまわりの意見は気にせずに、自分が良いと思うものを素直に取り入れ、今はとても暮らしやすい、快適な生活をしています。
15帖のLDKですが家に来ると「全然広い」なんていう人、たくさんいます。


私が家を建てる時に間取りや部屋の大きさで大事にしていたことは、
最小を知り、そこから必要なものを肉付けしていく作業です。
それは家族構成や、収納するもの、今の生活と今後こうなっていくだろうと想像することなど色々考えます。
もちろん大きければなんでもクリアできるでしょうが、その分建築費用もランニングコストも固定資産税も色々なものにお金を取られます。
浮いた建築費用で内装や外構をこだわりたいですね。


最近思うのは外構、というよりも家にグリーン(植栽)があると日々の変化が楽しく感じます。
芝生の草むしりはとってもめんどくさいけど、植物たちに愛着がわきます。


持ち家を持つ方は30~40代が多いと思います。
その時の流行りを取り入れることも良いですが、自分が80歳、100歳になっても愛着ある家にしたいと思います。


我が家は住み始めて8月で1年を迎えますが自分の家は最高だと思っています。
(妻も同じことを言っていたので、超うれしい)


今回は広さにはこだわらなくていいということをお伝えしたかったのですが、
もちろんそれがタメということではなく、こだわっても全然OK。
置きたい家具とか、お風呂の広さとか、自分達のこだわりたいポイントを見つける事ができたらなんでも良い。
最終的には自分達家族が思う最高の家になればいいんです。


そのために色々情報を見たり、探したりします。
最高の家づくりを楽しみましょう。


今回もお読みいただきありがとうございました。
次回の更新も宜しくお願い致します。

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